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コミッショナーって?
私は昔、近鉄ファンだった。
でも野茂投手が大リーグに行くときの球団やマスコミの対応にガッカリして、プロ野球に興味を失った。

それでもたまに球場へ行くと、たくさんのファンが応援に来ていて、まだまだ野球人気はあるんだなと実感する。
そんな野球のコミッショナーがあれでいいのだろうか。

今日の新聞に載っていたコミッショナーの発言には、本当にガッカリさせられた。
「第三の人生だから、自分の思うようにさせてもらう」
えっ、この程度にしかコミッショナー職を考えていないの?

自分の提案が受け入れられなかったら、辞めるって圧力かけるような発言をして、結果受け入れられなかった。理屈の通らない話は不愉快でかなわないとか、前出の発言など、コミッショナーとしての責任の自覚のなさにあきれた。
プロ野球発展に情熱を持った人がコミッショナーになるわけではないのですね。

またセ・リーグの経営者の中にはパ・リーグだけを批判する声もある。
それは違うのではないか。パ・リーグはセ・リーグに比べ人気がないのは確かだ。
1リーグ制を希望するのも、人気のある巨人戦での観客増やテレビ放映などに大いなる期待をしているからだ。わからなくもないが、巨人頼みの他力本願では、脳がなさ過ぎる。
経営が苦しいのは多くの球団が抱えている問題だと思う。つまりパ・リーグだけに責任を押し付けるのではなく、プロ野球全体で考えていくべき問題だと思う。
近鉄が命名権を売ろうとしたとき、なぜ全体で考えられなかったのだろう。

守りべき伝統はあるだろうが、時代とともに変わっていくべきものもあると思う。
新規参入を希望する楽天もライブドアも短期間で伸びてきた企業だ。今の球団経営者たちが考えもしない、新たな観客増のアイデアが生まれるかもしれない。

過去、多くの球団が経営難で身売りしてきた。今居るオーナー企業だって、ほとんどが途中から参入してきたのではないのか。
それなのに頭が固すぎるのは何故?
by 4green_leaf | 2004-09-19 00:07 | エッセイ
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